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お知らせ

2017-06-20 00:00:00 記者発表資料

横浜美術館「2017 年度企画展第3 弾!『石内 都 肌理(きめ)と写真』」

横浜美術館は、2017年度最後の企画展として、「石内 都 肌理(きめ)と写真」(2017年12月9日[土]~2018年3月4日[日])を開催します。石内都(いしうち みやこ 1947年生まれ)は、2014年に日本人女性として初めてハッセルブラッド国際写真賞(*)を受賞した、現在、国際的に最も高く評価される写真家のひとりです。

思春期を過ごした横須賀や、日本各地の旧赤線跡地などを撮影した粒子の粗いモノクローム写真で一躍注目を集め、近年では被爆者の遺品を被写体とする「ひろしま」やメキシコの画家フリーダ・カーロの遺品を撮影したシリーズで、その活動は広く知られています。

本展は、石内が写真家としての実質的なデビューを果たしてから40周年を迎える本年に、自ら「肌理(きめ)」というキーワードを掲げ、初期から未発表作にいたる全13シリーズ、約170点を展示構成するものです。

住人のいなくなったアパート、身体の傷跡、大正・昭和の女性たちが愛用した絹織物、亡き母や被爆者らの遺品の写真を通して、存在と不在、人間の記憶と時間の痕跡を一貫して表現し続ける石内の世界を凝縮して紹介します。
*スウェーデンのハッセルブラッド財団が1980年に創設した世界で最も権威ある写真賞のひとつ。