ロゴ画像:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団

理事長挨拶 GREETING

写真:近藤 誠一

公益財団法人
横浜市芸術文化振興財団

理事長

画像:近藤 誠一のサイン

略歴

昭和21年生。神奈川県出身。東京大学卒、同大学院法学政治学研究科中退。昭和47年外務省入省。
在米国日本大使館公使、OECD事務次長、外務省広報文化交流部長などを経て、 ユネスコ大使、駐デンマーク大使、平成22年より同25年まで文化庁長官。退官後、東大特任教授、同志社大学特別客員教授、慶應義塾大学特別招聘教授等を歴任。
現職として、当財団理事長、近藤文化・外交研究所代表、外務省参与(国連安保理改革担当)を努めるほか、国際ファッション専門職大学学長、長野県文化振興事業団理事長、京都市芸術文化協会理事長、 東京都交響楽団理事長、日本舞踊協会会長、企業の顧問や社外取締役等を務める。 平成18年フランス共和国レジオン・ドヌール・シュバリエ章、平成19年チリ共和国ベルナルド・オヒギンズ・大十字章、平成22年デンマーク王国ダネブロー勲章大十字章、平成 27年度アカデミア賞(国際部門)、平成28年瑞宝重光章、平成29年情報文化学会賞(国際芸術賞)受賞。『ミネルヴァのふくろうと明日の日本』『世界に伝える日本のこころ』『日本の匠』等著書、論文多数。

知的・文化的刺激にあふれた都市・横浜の未来のために

公益財団法人横浜市芸術文化振興財団は、多彩なジャンルの芸術文化を総合的に振興することにより、心豊かで活力に満ちた市民生活と横浜独自の魅力ある街づくりに寄与することを使命としています。

文化芸術は、心の豊かさを育むとともに、政治的立場や、経済合理性、効率性という価値体系に流されない、自由な精神を育んでくれます。そして、様々な価値観を受け入れ、他への共感をもてる懐の深さを与える力も持っています。

 

当財団は公益財団法人として、こうした文化芸術が持つ力を最大限に活かし、次世代を担う子どもたちを育むとともに、障がい・人種・国籍・宗教・年齢・性別等の様々な違いを超えて互いに尊重し支えあう共生社会の実現を目指した、住みやすく、生きがいの感じられる都市づくりに貢献していきたいと考えております。

 

2020年初頭に始まった新型コロナウィルス感染症は、市民生活の隅々にまで大きな影響を及ぼし、文明と自然との関係について、さまざまな視点から問題を提起しました。文化芸術活動も極めて大きな制約を受けるとともに、その社会的役割について改めて考える機会が与えられたと思います。当財団としては、文化芸術の持つ上述のような力は、こうした困難な中においてこそその真価を発揮し、「新しい生活様式」の形成に資するものとの観点から、できる限り活動を維持し、その使命を発揮すべく最大の努力を行いました。そしてそれこそが今後一層進むであろうAI(人工知能)の進歩に積極的に対応していく上で人間として重要な心構えなのです。

 

私たちの活動を通して、横浜がよりいっそう魅力的な都市となり、知的・文化的刺激求めて世界中から人々が集るハブとなることを通じて、市民の皆さま一人ひとりの自信と誇りが更に醸成されていくことを願っております。

 

こうした目的達成のため、市民の皆さまと手を携えて前進するつもりです。

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

理事長 近藤 誠一

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